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緑内障の症状
緑内障は、視野が欠け、さらに悪化してくると、視野がさらに狭くなっていく病気です。緑内障は放置をしておくと失明につながる恐ろしい病気です。緑内障では、視神経が侵されるために、視野に見えない部分がでてきます。視野が欠けていく症状のプロセスをとしては、最初の頃は、中心から少し離れたところからかすかな暗点がでてきます。その暗点が時間の経過と共に拡大していきます。緑内障は、はじめの頃では、自覚症状がほとんどなく、視野が欠けてきてもかなり進行するまでわからないものです。緑内障の多くは、慢性的に進行します。早期から後期なるまで一年単位のスピードでゆっくりと進行します。少々見えにくくても視力の変化の進み方がゆっくりとしていて、少しも見ずらくても、異常に気づかないまま経過してしまいます。視野が欠ける症状も、暗点が突如できるというものではなく、はじめは光の感度が低下するといった症状なのでわかりづらいものです。
緑内障の症状と進行
緑内障の初期の頃の症状は、視野の上方、特に鼻側の方に、暗点があらわれますが、自分自身で異常に気がつくことはあまりありません。眼科で精密視野検査を行うと、目の異常を見つけることができます。中期の頃では、視野が欠けている部分がどんどん広がります。暗点は扇状に広がっていきますが、中期の段階であっても、まだ気がつなかい人も少なくありません。後期の頃では、視野はさらに狭まっていきます。ちょうど筒をのぞいているように、中心のわずかな視野だけになってきます。そして症状が進行するに従って、人や物に接触するようになったり、日常生活を送るのに困難を感じるようになります。そのまま緑内障を放置をすると、失明可能性もでてきます。
緑内障の原因
緑内障の多くは、原因になる病気が特になく、房水の産生と排出のバランスが崩れるといった原発性緑内障になります。その他には、続発性緑内障があります。続発性緑内障は、他の目の病気が原因でおこる緑内障で、原因となる病気には、糖尿病の合併症からおこる、糖尿病網膜症であるとか、目の中に炎症が起こるぶどう膜炎などがあります。目を強く打つことなどで隈角が障害されて緑内障が起こることもあります。
緑内障の検査
緑内障の検査では、眼圧を調べる眼圧検査、視野の欠損を調べる視野検査、視神経の状態を調べる眼底検査などが行われます。どの検査も痛みはなく、簡単に受けることが可能です。眼圧検査は、眼圧を計る検査です。眼圧計の先を目の表面にあてて測定する方法と、目に直接器具を当てず、空気を当てて行う方法とがあります。直接目の表面に先をあてて測定する方法は、点眼麻酔をして行います。空気をあてて行う手法は、点眼麻酔も必要な手軽ですが、やや精度に欠けるようです。正常眼圧緑内障では、眼圧は正常な人と変わらないので、眼圧検査だけでは診断がつきません。眼圧検査は、診断における役割は減ってきましたが現在でも欠かせない検査になります。
緑内障の治療
緑内障でおこなわれる治療は、点眼薬を使用した薬物療法で、眼圧を下げ、緑内障の進行を抑えることがベースになります。原発閉塞隅角緑内障と原発開放隅角緑内障により治療法は異なります。ただし、失われた視野はもとにもどすことはできません。そのため緑内障の治療の目的は、病気がこれ以上進行しないように食い止めることです。毎日薬剤を使用すれば、失明を防ぐことができます。薬剤の使用を止めると眼圧は上がります。定期的に検査をおこなって、薬剤を使用して眼圧のコントロールをしながら、病気と上手につきあっていくことが大切になります。